■ダージリン
今年1月、2月には広範囲にわたって降雨があり、土壌には十分な水が貯えられファーストフラッシュに期待がかかりましたが、3月の低温が響いて3月の生産量は落ち込みました。ピーククオリティーは短かったのですが、ファーストフラッシュの量を確保するために昨年同様5月中旬まで生産する茶園が多かったようです。その結果、多くの茶園がセカンドフラッシュの生産を始めたのは6月の2週目。この時期になるとインドはモンスーンの時期に入ってしまい、クオリティーは望めません。ティージュは幸い5月末に摘み取られた茶葉を買い付けることが出来たので、モンスーンの影響を受けることなく品質は申し分ありません。今回のリッシーハット茶園のロット番号がEX-3というファーストフラッシュを連想させる番号ですが、これはインボイス通りで、間違いなくセカンドフラッシュです。ダージリンではDJ-○○というロット番号を付けるのが普通ですが、時々この様なEXから始まる番号を付けることがあります。今回ティージュが選んだ個性豊かな3つの茶園ダージリンセカンドフラッシュを是非飲み比べてみてください。
※毎回ご好評頂いている3茶園セット(各30g)にアッサムセカンドフラッシュ(70g)のセット(税別¥4,000)を全国送料無料でご用意しております。ギフトとして直送も可能ですので是非ご利用ください。
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■アッサム
今年5月のアッサム地方は急激な気象状況の変化があり、低温が続いたと思えば急激に暑くなったりと気温の変化が激しく雨も多かったようです。このような気象条件ですと、クオリティーを保つことが難しく、渋みの多いボディーの軽い紅茶になってしまうことが多いのです。また、セカンドフラッシュのピークも例年より遅れました。最近CTCではなく、オーソドックスタイプの需要が多くなる傾向があり、価格も上昇傾向にあることからオーソドックスにシフトする茶園が目立ちます。