平素は格別のお取引いただき誠にありがとうございます。
2020年ファーストフラッシュについて下記の通りご案内申し上げます。
冬の間は雨が良く降り、地面には十分な湿気があり、茶畑は気温の上昇を待っていました。
約15年振りにダージリンはシーズンの初めに良い天候に恵まれ、良質な茶葉の収穫を期待していました。一部の茶園は3月に入るとファーストフラッシュの生産を開始しました。アッサム州でも、冬の数か月間に降雨が広がるなど、気象条件は非常に良好でした。土壌は良質な茶葉の収穫に十分な水分を蓄えています。そんな時期、新型コロナウイルスの影響を受けインド政府は3月24日からロックダウンを発表し、結局5月31日まで継続されました。ファーストフラッシュにとって最適な時期に収穫が出来ないという最悪の状況になりました。しかしながら、ニルギリは3月31日、北インドでは4月14日から茶園での作業が再開されましたが、葉が大きくなりすぎたため、品質はダージリンの殆どの茶園で期待出来ない状態でした。一方で、アッサムも同様な状態でした。結局ダージリンのファーストフラッシュは、ロックダウン前に作られた紅茶がプレミアム価格で取引されました。
ティージュではサングマDJ-2とグムティーDJ-6の2ロットを買い付けることが出来ました。ただ、インド国内の流通が長期間ストップしていた上に飛行機の便数も限られていたことから日本への到着が大幅に遅れて、この時期の発売になってしまいました。
取引価格は高騰しましたが、ティージュではいつもと変わらぬ価格で販売させて頂きます。
7月3日(金)より発送開始となります。