■Darjeeling
今年のプジャホリデーは10月8日から15日迄で、ほとんどの茶園はお休みとなりました。ちょうど1週間のプジャホリデーの後、ダージリンエリアでは2日間で300mmを超える雨が降りました。この時期の大雨は珍しいことで、摘み取り前の茶葉をきれいに洗い清めてくれたようです。しかし、予想外の雨により全体的に品質はミディアムクォリティーといったところでしょうか。この時期インドではもう一つのイベントとしてヒンドゥー教徒のお正月ディワリが10月29日から11月4日までありました。この間また茶園はお休みとなります。インド歴によるお祭りなので、毎年太陽暦には当てはまらないのが特徴です。結果去年と同じように連休と連休の間の約10日間に摘み取られた茶葉が買付けのタイミングとなったわけです。作柄としては昨年並みで、生産量は昨年をやや下回ったようです。今回ティージュで買い付けた中で興味深いのはキャッスルトンDJ-494で、キャッスルトンと言えば中国種の茶樹が有名ですが、今回は敢えてクローナル種のものを選びました。これは是非お試しいただきたいと思います。その他マーガレッツホープDJ-676とオーガニックのシーヨックDJ-243です。ご好評いただいているシーズンティーのティーバッグはシーヨックDJ-243でお届けいたします。
■Assam
アッサム地方でもプジャホリデーの後、広範囲にわたり降雨がありました。ここでの雨はオータムナルの新芽のためと長い冬の期間に必要なものです。プジャとディワリの連休が続くことにより摘み取りサイクルをうまくコントロール出来ないため、一部の茶園を除きこの時期の品質管理は難しいようです。今回も非常に品質が安定しているドゥームニ茶園からお届けいたします。