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'12 Second Flush
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2012年セカンドフラッシュ買い付け記
 

ダージリン
 今年のファーストフラッシュは前回ご報告したとおり長引いた冬と過酷な旱魃で大打撃を被ってしまいました。ファーストフラッシュの最盛期、まともな雨が降ったのは4月に入ってからでしたので、多くの茶園では4月に摘むはずの新芽を5月に入ってから摘むというイレギュラーなシーズンでした。もちろんこの時期に摘まれた茶葉は本来のファーストフラッシュのフレーバーではありません。例年ですと5月は茶樹がファーストフラッシュからセカンドフラッシュへ移行するための休息期間で、この時期に摘まれる茶葉は少ないのが通常です。今年のセカンドフラッシュは旱魃の影響で新芽の生育が遅く、最盛期は2週間ほど遅れました。その影響でインビトゥイーンとセカンドフラッシュが混在し、本来のセカンドフラッシュの品質を満たしたものは例年を下回りました。
 6月末には北インドにモンスーンの季節が巡ってきました。そうなると品質の良い茶葉は期待できませんが、現地では7月以降なんとか収穫量だけは取り戻したいと願っているようです。ファーストフラッシュでご好評頂いたティーバッグをセカンドフラッシュでも発売する事になりました。今回はセリンボン茶園DJ-87です。是非お試し下さい。

アッサム
 アッサムもダージリンと同じような状況でした。セカンドフラッシュの摘み取りは6月に入ってからで、5月の収穫量は例年の30%ほどでした。そしてテイスティングしてみると渋みの強いものが多かったようです。6月中旬から雨が降り出し、やっとセカンドフラッシュらしい甘みのあるしっかりとした味わいになってきました。

 近年CTC茶の需要が高まり、今年に入って茶生産をオーソドックスタイプからCTCに転換する茶園が増えてきました。

   
代表取締役 森 國安  
 
 
シーズンティーとは?  
 
 
     
 
   
 
 
 
 

■グームティ茶園は、キャッスルトン茶園に隣接し雨と霧が豊富で寒暖差が大きくあるカルシオン地区に位置します。古い歴史を持つ園内の茶樹は、樹齢100年以上の中国種が中心です。茶葉をしっかりと乾燥しているため、香りの日持ちが良くマスカテルフレーバーには定評があります。

☆中国種の黒緑色の茶葉からは、甘いスペアーミントのような香りが広がります。
まろやかな味わいの中に桃のような甘くフルーティーな味わいが顔を出し、その後からピュアな清涼感としっかりとした渋みが後に続きます。余計な酸味・香りを一切持っていない、名園だからこそ作れる極上のセカンドフラッシュです。

 

■ジャンパナ茶園は、徹底した土壌管理と独自の製茶技術により毎年ダージリン特有の豊かなフレーバーを持つ"お手本"のようなお茶を産出します。今後も最高品質のお茶を作り、ダージリンを牽引するクオリティーを持つ茶園です。

☆涼やかなマスカテルフレーバーを持ち、味わいのあるまろやかなオーガニックティーです。全体としてはダージリンらしい自然なうま味と、飲み終わった後の香りや渋みが余韻としてしっかりと残ります。実力のある茶園がお贈りする凛とした美しいセカンドフラッシュです。

 

■リッシーハット茶園は、2010年より正式に有機栽培茶園に移行しました。有機化学肥料、化学農薬の投与を3年間完全に止め、厳しい土壌検査をパスした茶園が作り出す渾身のセカンドフラッシュは今までとは違うふくよかで丸みのある芳醇な味わいです。

☆よく撚れた茶褐色の茶葉からはマスカテル以外にも甘い香りが漂います。ややとろみのある茶液には質感のある豊かな味わいとコクがしっかりと感じられます。香り・酸味・コク・渋みが複雑に存在し、最後まで続くマスカテルの余韻が満足感を与えてくれます。今年が初めてのご紹介になるリッシーハットのオーガニックティーを是非ご賞味下さい。

 
 
 
 

■ラジガルハリ茶園はアッサムを代表する名園です。立地や自然環境だけでなく、品質管理も行き届いている手堅い茶園です。今年も深い甘みを具えた、美しい味わいの紅茶を産出しました。
 
☆甘い花のような香りと、アッサム特有の香気が魅力的なボディーを形成しています。輪郭はしっかりとしていて、はっきりとした甘味と渋みが特徴の力強いセカンドフラッシュです。ほど良い酸味がアクセントになっている、深い味わいのアッサムを是非ご堪能下さい。