ティージュ主催の「インド茶園を訪ねる旅」は、10月14日から1週間、総勢11名のメンバーで、ダージリンとドアーズの茶園を旅してまいりました。
ダージリンではキャッスルトン・リッシーハット・ジャンパナの3茶園でオーソドックス製法を、ドアーズのスンガチ茶園ではC.T.C.製法を見学しました。
ダージリンの壮大な景色を眺め、茶園の緑の爽やかな空気をいっぱい吸って、青々と生い茂る茶の葉に触れ、工場では製造工程ごとに変わる茶葉の香りを感じ、インドの茶園を五感で体感することができました。
茶園でいただいた紅茶とカレー味の軽食はさっぱりと、毎日食べても飽きない本場の美味しさを認識しました。移動中にジープがパンクして立ち往生という場面もありましたが、路肩の水辺に蛍を発見しみんなで感動しました。
ダージリンの町から眺めたオレンジ色に輝く聡明なカンチェンジュンガの日の出。朝市で飲んださっぱりめのチャイの味。すべてが懐かしく思い出されます。驚きと感動がいっぱいの旅はあっという間の夢心地の日々でしたが、茶園で働く人々を身近に見て私たちの紅茶への思いはちょっと変わったかもしれません。
たくさんの人々の手によって作られた紅茶を美味しくいれていただくために、これからもセミナーを通して皆様にお話を続けていかなくてはいけないと、再認識した旅でした。
森 由美子
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